石窯の丸太屋根組み。
石窯のログ屋根
◇丸太の屋根組み
毎日の朝夕に、山小屋造りに励んでいたのだが疲労困憊でギブアップしていました。
昔からの持病なのだが、脚が疲れると筋が攣るクセがある。このところの重労働で、夜中に筋が麻痺して激痛の連夜だった。温泉に行っては、毎日マッサージ。ナトリューム塩化物泉。やっぱり効き目がある。
少しだけよくなってきたので、石窯の屋根組みを開始した。
この丸太という材料は、ホゾ切りが難しい。テーパーがあるだけでなく、フシも多いので木どりが大変だった。先ずは4本の柱を建ててから、前もって設置していた枡に入れてコンクリで固めた。この地は斜面だった為に、垂直と水平がなかなか上手く出せなかった。
レベル出しは、小さな水平器だけ。しかし、多少の凸凹は承知の上だから少しづつ進めた。
高場でのログ組は危険な為に、時間を掛けながら下で仮組みを完了するまでに5日を要した。
丸太の太さは、25cmから20cm×3mだが、まだ半生状態だから一人の力で持ち上げるには困難を極めた。足場板もガタガタ!昔、ログハウス建築中に足場から落下して、肋骨2本骨折。顎の下を5針縫うケガをした事がある。だから、少しづつ慎重に仕事を進めた。
ログ組み込み方は、スクライバーでグルーブカット。
この地の冬は、強風地帯なので全てボルト金具締めにした。
今日の朝、ようやく組上げが終わり垂木を取り付けた。
(昨日垂木をカットした時、節約しようと3.6Mのものを8本3分割した。
しかし、取り付けてみたらどうしても気にいらない!
材料代4,000円を無駄にしてしまうが、納得がいかなかったので再び買いに向かった。
そしたら、以外にもピッタリの寸法の材料が見つかった。3m×10本で〆て、3900円。)
念願だった石窯の屋根。
取り合えづベニヤ板を一枚上げて朝の仕事は終了。
寸法は?もちろん誤差だらけ!!
これも愛嬌ですよね!!